クリエイティブ産業は、雇用、付加価値の向上、インドネシアの文化的アイデンティティの強化の面で、国民経済に大きく貢献する戦略的な分野の一つです。そのため政府は、この分野が世界市場におけるインドネシアの地位を強化する重要な柱となるよう、引き続き後押ししています。
「クリエイティブ産業は、若者の創造性、技術革新、豊かな地域文化によって動く、非常にダイナミックな成長の場です」と、アグス・グミワン・カルタサスミタ工業大臣は12月14日(日)、ジャカルタでの声明で述べました。
アグス大臣は、工業省はクリエイティブ産業の事業者の能力を強化するため、より多くの協働の場を開いていくと強調しました。「ワークショップ、デザインコンペ、ビジネスインキュベーション、国内外の展示会などの活動を引き続き支援していきます。これは大統領のアスタ・チタ(8つの使命)の政策方針と、SBINによる包摂的で持続可能な産業発展戦略に沿ったものです」と説明しました。
この取り組みの一環として、工業省はファッション・工芸産業エンパワーメントセンター(BPIFK)を通じて、2025年11月7日にバリのUma Seminyakで開催されたM Bloc Design Week (MBDW) 2025に参加しました。BPIFKはIndonesia Fashion and Craft Award (IFCA)のファイナリストの作品を展示するとともに、若い世代の視野とスキルを広げるクリエイティブ・ワークショップを開催しました。
中小・各種産業(IKMA)総局のレニ・ヤニタ総局長は、インドネシアは現在、「黄金のインドネシア2045」ビジョンに向けた発展の方向性を大きく左右する人口ボーナス期にあると説明しました。「この機会を生かし、国内産業の原動力となる革新的で創造的な世代を育てる大きなチャンスがあります」と述べました。
IKMA総局長はさらに、若い世代が多く担うクリエイティブ産業の潜在力を引き続き最大限に生かさなければならないと付け加えました。「今の世代は環境や持続可能性の問題に強い関心を持っています。それは、サステナブル・デザインの考え方を取り入れたクリエイティブ事業者が増えていることにも表れています」と続けました。
「Movement & Mobility」をテーマにしたMBDW 2025で、BPIFKは中小企業、バリ・デザイン・インスティテュート(IDB)の学生、一般の人々を対象に2つのクリエイティブ・ワークショップを開催しました。「エコプリント制作ワークショップ」と「デザイン思考の基礎ワークショップ」です。
BPIFKのディッキー・スリスティア・アプリリヤント所長は、ワークショップで紹介したスチーム・エコプリントの技法は、葉や花の天然色素を使って環境にやさしい有機的な模様を生み出すものだと述べました。
「参加者には、葉の種類の選び方、生地の特性、媒染の工程、模様の配置から適切な蒸し方まで学んでもらい、自然で美しく長持ちする模様を生み出せるようにしました。これは持続可能な生産活動に対するBPIFKの姿勢を表しています」と説明しました。
ディッキー所長はまた、BPIFKは美的に優れているだけでなく、市場ニーズに即し、産業の持続可能性の原則を支える若い世代の作品を育てたいと述べました。
一方、「デザイン思考の基礎」ワークショップでは、共感、定義、アイデア創出、プロトタイプ、テストの各段階を通じて、人間中心設計という創造的なアプローチを参加者に伝えました。このアプローチは、人のニーズと社会的背景に根ざした革新的な解決策を生み出せるよう設計されています。
「このワークショップが、参加者、特に学生と中小企業の創造性、イノベーション、起業家としての力を高めることを願っています。持続可能性の価値を掲げ、バリのクリエイティブ産業エコシステムを強化できるファッション・工芸の新たな起業家が、さらに多く生まれることを期待しています」とディッキー所長は締めくくりました。
出典:インドネシア共和国工業省プレスリリース
