グローバル化の激しい流れの中で、技術の変革は製造業にとって欠かせない重要なものになっています。そのためインドネシアは、国内製造業のデジタル変革を加速し、世界的な競争力を高めるための戦略の一つとして、Making Indonesia 4.0のロードマップを実施しています。
Making Indonesia 4.0の優先プログラムを実施するため、工業省は数百の技術系スタートアップを一貫して育成し、中小企業(IKM)とつなげることで、産業界が直面する問題を技術の変革によって解決できるようにしています。
「Startup4ndustryプログラムは、インドネシアのテック・スタートアップを産業と社会への技術提供者として育てるための工業省の戦略です」と、工業省中小・各種産業(IKMA)総局のレニ・ヤニタ総局長は8月23日(水)、ジャカルタ・クマヨランのJIExpoで開かれたIndonesia 4.0 Conference & Expoで述べました。
IKMA総局長によると、Startup4industry プログラムは、産業界とスタートアップが資源を共有するためのハブとして重要な役割を果たしています。例えば、量産のための製造へのアクセス、資金調達、産業界の課題データベース、技術導入コンペティション、より広い市場へのアクセス、そしてグローバル展開までです。
「Startup4industryは、産業分野の競争力、付加価値、効率がさらに高まるよう、デジタル変革の導入を広めることを目的としています」と強調しました。工業省は2023年3月14日から5月31日まで、2023年Startup for Industryプログラムの応募を受け付けました。6回目となる今年のコンペティションのテーマはInspiring Industry Transformation(産業変革を後押しする)です。
「1,115のスタートアップが参加し、書類、動画、ピッチング・マッチメイキングの選考を経ました。その結果、111のファイナリストが選ばれ、スタートアップと産業界の間で100件のビジネス関係が生まれました」とレニ総局長は述べました。
今後、選ばれた20のファイナリストが、中小企業の20のパートナー企業で3か月間の導入プロジェクトを実施します。Startup4industryチームが監督・指導し、設定された重要業績評価指標の目標達成を目指します。
「ファイナリストが選ばれた後、テックスタートアップは、オートメーション、産業用IoT、業務プロセスのデジタル化、人工知能、グリーン産業、イマーシブ技術、高度なデジタルマーケティング、トレーサビリティなど、いくつかの技術ソリューションを導入します」と述べました。
このプログラムで、工業省IKMA総局は2018〜2023年に58件の導入プロジェクトに30億ルピアを助成し、プログラム終了時には優勝したスタートアップを表彰しています。「今後、Startup4industry は、技術変革の実践による具体的な成功事例を生み出し、産業界の担い手が事業の拡大と持続のために同じ変化に踏み出すきっかけとすることを目指しています」とレニ総局長は付け加えました。
金属・機械・電子・輸送機器中小企業局のディニ・ハンガンダリ局長は、2023年8月23〜24日にJIExpoで開かれたIndonesia 4.0 Conference & Expoは、産業界の担い手に役立つスタートアップの発展を工業省が後押しする場でもあると述べました。「インドネシア・スタートアップ・フォー・インダストリー協会(Starfindo)と組んでS4Iプログラムを広めるため、Indonesia 4.0 Conference & Expoに参加しました」とディニ局長は説明しました。
ファイナリストの一つ、PrimeskillsのHead of Commercial BusinessであるVeren氏は、同社が開発したソリューションScanpediaは、エンゲージメント・マーケティングを支援し、顧客のブランドへのロイヤルティを把握できると述べました。「私たちはいくつかの面で中小企業を支援します。特にエンゲージメント率について、ユーザーがウェブベースやプラットフォーム上のARゲーミフィケーション機能とどのくらい頻繁にやり取りしているかを測定します」。Veren氏はまた、各中小企業の課題を学べるため、Startup4Industryプログラムへの参加は非常に興味深いと述べました。
別のファイナリスト、TrinusaのBusiness Developmentであるスゲン・ムルヤディ氏は、Startup4Industryの選考過程で、産業分野の経験豊かな審査員の助けを得て、産業界のニーズに合った製品開発ができたと述べました。
「Trinusaは製造工程向けにリアルタイム生産モニタリングのソリューションを提供します。このソリューションは、中小企業が使う複数の機械の状態に関するウォッチドッグ情報により、MES(製造実行システム)への移行にも対応しています」とスゲン氏は述べました。
出典:インドネシア共和国工業省プレスリリース
